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1.まちづくりの方向
1)椿峰で出ているまちづくりのキーワード
● 高齢化(対策)/福祉/介護/暮らし続けられるまち
● 安全/防犯(マイナス面の緑)
● 守りたい自然環境・風致/良い環境(の維持)/閑静な環境/心の豊かさ
● 子育てによい環境
● 景観(電柱・光ケーブル)
● 交通不便(交通事業者との協議)/狭い歩道(道路改良)
● 住宅の売買が活発なまち
● コミュニティの強化
● 身近なことから
?何が大事でまた必要か、(今)できることとできないこと、方法はあるのか

2)基本的なまちづくりの方向
@ 目指すは支え合う持続する地域社会づくり
● 自然環境との共存/高齢化への対応/過疎化しないまち/自立的な地域社会
● 自然環境豊かで優れた住環境や都市空間を有するだけでなく利便性を備えた魅力的なまちにする。それが住宅の流動化(買い換えや住み替え等)を促し、世帯層に偏りのない健全なまちを形成するだけでなく、資産価値を高めることにもなる。
━ 環境を守るか、利便性を高めるかの二者択一ではなく、両者の折り合い
━ できることなら、自家用車に過度に依存しないシステムの構築
・自動車利用の減少は生活環境向上に寄与(駐停車問題、緑被率向上等)
・高齢社会、交通問題等への対応を総合的に検討
例えば、第二椿峰土地区画整理事業地区等も併せたコミュニティバスの運行も含めたバスサービスの向上策とバス利用への転換の促進の一体的展開(バスの利用とサービスは鶏と卵)
後述の高齢者送迎システム等による自動車保有減少と駐車場需要とのバランスの見極め
A 自分たちの手によるまちづくりと運営
● 世の中の動きは官民協働のまちづくり、所沢市(の考え方)も然り
━ 一定の社会基盤の整備や社会・経済の熟成化等を背景に本来の姿に(良い意味での村社会)
━ 住民主体のまちづくりの仕組みの整備
・まちづくり条例制定予定
・都市計画提案制度の創出
━ ただし、まだ所沢市は積極的に展開するまでには至っていない。
● 自発・自主・自立のまちづくり
━ これからは住民によるまちづくりの時代
・国による社会民主主義の時代は終わり
・基本的にまちをよくするのは自分たち、自分たちでできることは自分たちでやる、行政や企業にお願いするだけの“おんぶにだっこ”の考え方は棄てる、必要不可欠な意識の変革
・住民活動が盛ん・熱心な地区に行政(場合によっては企業も)は応援・支援
━積極的な自主活動の展開
<生活> 高齢社会や都市サービスの不便にも対応して地域通貨の活用も含めた助け合い(高齢者の送迎や買物の手伝い、終電・終バス後の乗合システムの構築、園芸や障子・襖張替え等能力や特技を活かした身近な生活支援等)
<地域活動> イベント(お祭り、フリーマーケット等)の開催、ぱそクラブの教育支援、教育の一環としての子供たちのまちづくりボランティア等
<空間・施設整備> 公園・緑地の維持・管理、場合によっては道路の管理も
━ 望むらくは、高齢社会にも対応して、就業も含めた地域社会の運営
・後段のまちの運営団体の設立と合わせて
・目指すは、住宅の住み替えアシスト、集合住宅の維持・管理や長期的には建替えにも対応できる総合的な「まちづくりセンター」(管理会社不要)
・容易ではない電車・バスの利用サービスを高めるコミュニティバスの運営等も
● 都市計画提案制度の活用や地区計画の策定
━建築協定・緑化協定に代わる法律に基づくまちづくりルール
━より積極的なまちづくりの推進
・用途地域の見直しによる都市サービス施設の誘致や自主展開
・現状では容易ではない都市施設更新(公開空地の確保による歩道拡幅等)
Bまちづくりの広域化
● 都市計画の見地から、また地域の都市サービス・環境の一層の改善・向上のために
━広域的幹線道路網の整序化(各道路の役割の明確化と性格の規定)や交通管理(道路の性格等を踏まえた交通処理を円滑に行うための交通規制等)によるニュータウン内通過交通の抑制等、関連交通問題の改善
━ 自然環境の保全・育成を周辺と一体に行うことによる効果の拡大(まとまりやネットワーク等)
● 都市経営の拡大
━ 営業、経営力の向上等、組織としての力の拡大
━ まちづくりセンターの運営向上も期待


2.まちづくりの進め方
1)組織づくり
● 継続の必要性/一部の人によるボランティア活動では続かない
社会における認知/社会的位置づけや活動していく上で不可欠
● まずは既存組織の横断的組織の形成
● 行政、地域社会活動団体との連携
━ できれば上記組織への参加要請
● 実働部隊としてのNPOの設立
━ ビジネス化
・ニュータウンの優れた人材の能力・コネクション等の活用、また再就業の場として
・NPO自体だけでなくコミュニティビジネスの展開も期待
⇒組織づくりのイメージ

2)できることから行動
@ 広報
● まちづくり啓発/仲間を集める/情報収集
● まちづくりニュースの発行(タウン誌的な役割も持たせて)
● ホームページの立ち上げ(ぱそクラブの活用)
A まちづくりワークショップ(方法は別途検討)
B 環境美化運動
● 目に見える実践のはじめとして、公共空間における花一杯運動等
━ 住民のまちづくり意識の啓発にもなる
━ 既に管理組合、自治会でやっている活動をニュータウン全域に総合的に展開することで、ニュータウン全体へのまちづくり運動の波及にもなる
● 公園等の維持・管理委託
━ 与えられたものではなく責任を持つことで、地域への愛着やまちづ
り意識向上の期待
C 地域通貨等の検討
● 将来、まちづくりセンターの財源への展開
D 活動費の捻出
● 既存組織からの供出
● 行政支援、寄付等